「食・楽・健康協会」が推奨する、ゆるやかな糖質制限(適正糖質)のことです。
 

  糖質量を1食あたり20g~40g、間食は10g以下、1日70g~
130gに抑えるように工夫をして、おいしく楽しく食べましょう。
糖質以外のカロリー・脂質・たんぱく質などに制限はありません!

       

一般社団法人 食・楽・健康協会 代表理事
北里研究所病院 糖尿病センター長

山田 悟(やまだ さとる)先生

多くの患者と向き合いながら、食べる喜びが損なわれる糖尿病治療において、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を上げるため、緩やかな糖質制限食=ロカボの考え方を推奨。
2013年一般社団法人食・楽・健康協会を立ち上げました。
作る側、食べる側にも、より良い社会の実現を目指し、食品メーカー各社との低糖質食品の共同開発を積極的に行っていらっしゃいます。




ナッツには必須脂肪酸と呼ばれる「n-3系脂肪酸」・「n-6系脂肪酸」が含まれています。
必須脂肪酸は、体内で生成できないため、食べ物から摂取しなければなりません。また、オリーブオイルで話題の「オレイン酸」も含まれている良質な脂質です。

主なn-3系脂肪酸には、ナッツに多いα-リノレン酸や、魚に多いDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)があります。また、n-6系脂肪酸には、ナッツ類や植物油脂にも含まれるリノール酸などがあります。


 

アーモンドや落花生に多く含まれるビタミンです。緑茶や植物油脂にも含まれています。1日の摂取量は6~6.5mg (成人男性・女性)が目安です。

   日本人の食事摂取基準2015年版

鉄は主に赤血球を作るのに必要な栄養素です。カシューナッツやピスタチオには植物性食品由来の非ヘム鉄が多く含まれています。


食物繊維の中でもナッツは不溶性食物繊維を多く含む食品です。大麦や小麦製品、こんにゃくに多い水溶性食物繊維と合わせ、いずれも積極的に食生活に取り入れましょう。


 
  そのほかにも、たんぱく質が豊富で、カルシウムや葉酸も含んでいる
  7種類ミックスナッツは、毎日の食生活におすすめの一品です。